シンプルライフと子育ては両立する?物は増えるし片付かないし…の解消法

シンプルライフと子育ては両立する?物は増えるし片付かないし…の解消法

子供がいると新しい物がどんどん増えていきます。とても嬉しい反面、部屋の中のスペースがどんどん「物」で占領されていきます。一方で、最近は「物を持たない」というシンプルライフの勧めがネット上や書籍などで取り上げられるようになりました。

果たしてシンプルライフと子育ては成立するのでしょうか?子育てママのあるある、「物は増える一方で、片付けても片付けても全然スッキリしない…」悩み解消法をご提案します。

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子育て中もシンプルに、豊かに暮らす方法

枡野俊明氏著書の「限りなくシンプルに、豊かに暮らす」を参考にしました。住職を本業とする著者は、本の中で精神面の豊かさについても説いています。当サイトでは子育て中のママさんが読者に多いことから、自身のアイデアも織り交ぜて、溢れかえる物への解消法および物が増えることを未然に防ぐ方法を合わせて3つご提案したいと思います。

1. ストックしない~紙おむつ編~

赤ちゃんの子育て中だと、紙おむつやおしりふきに代表される消耗品が部屋のスペースを占領します。毎日使うものだと、特売日に買い溜めをしてしまうこともあることでしょう。

間取りが狭いこと、自家用車を持っていないこともあり、我が家では必要な時に必要な分だけ買うことを心掛けています。特売日に「安いから」という理由で購入して、次の日に同じものがさらに安くなっているのを見つけたら、また買ってしまうかもしれません。枡野氏は著書の中で、「ストックするより必要な時に買うほうが案外安く済むということがある」と述べています。

タイトルとは少し脱線してしまいますが、我が家の場合、紙おむつを使った時の半端ないゴミの量に罪悪感が付きまとっていました。知り合いから布おむつを出産祝いに頂いていたので、紙おむつと併用して使うことにしたのです。布おむつを使うと、不快感からおむつはずれが早いと聞いていて、使い続けるモチベーションとなりました。

娘が2歳の時だったでしょうか、「お姉さんパンツだよ」と薄い布製のパンツを渡してあげたらとても喜び、好んで履くようになりました。パンツを履くと、受け皿がないと子供自身も分かっているようで、トイレトレーニングがはかどります。となると、紙おむつを買わなくてもよくなります。

「漏らしたら困る」という大人側の都合はおいといて、「漏らしてもいい状態を作る」という工夫は何かとメリットが多いです。リビングのカーペットの面積を小さくする、ベッド全体に防水シーツを敷くなど、もし子供が粗相しても親は余裕を持って接してあげるようにすることが、子供の自尊心を高めることにも繋がると思います。買い溜めした紙おむつは人にお譲りすることができますね。

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2. 他に使える用途を考える

子供のおもちゃが一番場所を取ると思います。私はおもちゃは買わないことをお勧めしたいと思っています。わかりやすくピアノを例に出しますと、おもちゃのピアノよりも本物のピアノを買ってあげたほうが、本物の音を知ることができ上達も早いです。

本物のピアノは高いですが、他の物に置き換えて考えてみても同じことが言えると思います。おもちゃを経由しない分、お金は浮きますし、おもちゃを置く場所も考えなくて済みます。

頂き物で子供は十分喜んでくれます。人に譲ってあげれば物と一緒に親切心も回り回っていきます。公共施設に行けば、その場で思い切り遊んで、家には思い出をたくさん持って帰って来ることができます。

前項で例に挙げた布おむつにしても、いずれ子供は卒業します。布おむつはそのまま捨てますか?ここで他に使える用途はないか考えて見るのはいかがでしょうか。雑巾にしてトイレ掃除専用にして使うこともできますね。トイレ掃除用の使い捨てティッシュを買わなくて済ますことができます。資源の節約、家計の節約にもつながり、一石三鳥にも四鳥にもなります。

育った環境から、節約は昔から得意でしたが、若い頃は恥ずかしくて節約の話は口にしていませんでした。今になって、とても素敵なことであり、とても尊いことをしていると思います。これは両親に教わった事なので、今はとても感謝しています。

物を持たない生活にすると、「他に使える用途がないか」と考えることが楽しくなってきます。一つの物を慈しんで使うこと。仕事が終わった「物」も、用途を変えて使い道があるかもしれない、そう思って物に接してみると、物を買うことにも慎重になってきませんか?

3. 100%の快適を求めない

夏は冷房、冬は暖房、つい数十年前まではなかったものです。そんな中でも昔の子供たちは育ってきたのです。今、突然電気が止まってしまったらどうでしょう。快適な中で育った子供は、たちまち体調を崩してしまうのではないでしょうか。

私たち親にできることは、エアコンを買えるだけの経済力を子供に与えてあげることも大切ですが、エアコンがなくても生きていけるだけの強い身体を与えてあげることなのかもしれません。

つまり、子供の成長に合わせて物を買い揃えると、物が増えていくことはとどまることを知りません。子供のためにあれやこれやと揃えるのは親の楽しみの一つでもあります。物が増えることを抑えるには、「子供が周りの環境に合わせるように教える」こと。身体や心の成長は徐々に環境に適応していきます。

「親が子供に合わせないといけない」と、私は当サイトへの寄稿を通して散々言い続けてきました。今回は真逆のことを言っています。これが子育ての難しいところです。毎回同じではいけない、時と場合によって対応を変えないといけないということを知りました。

子供の要求をのんでもいいと思うところ、絶対に許してはいけないことの境界線をきっちり引いてあげることは、子供の決断力の育成に貢献してあげられるのではないでしょうか。

それも、親の都合でなく子供の20年後30年後を見据えて行動したいですね。そのためには親の我慢も必要です。

冬にアイスクリームが欲しいと言って駄々をこねる子供に、「買ってあげたいけれど、風邪を引くかも知れないからママは買ってあげることを我慢するね」と言ってあげるのはいかがでしょうか?親が「行動を起こす決断をした理由・経緯」を言葉で示してあげれば、子供はすんなり泣きやむこともあるかもしれません。

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これからはシンプルライフで心を満たす時代

物を造る企業側はすでに、大量生産の時代は過ぎたと感じているでしょう。物が溢れかえって物質的な豊かさはやがて人の心を蝕んでいきます。飽食の時代を経験している私たち世代が次に求めるものは、心を満たすことです。これからサービスの時代が到来するとなると、企業努力を人々の心の充足にシフトさせてほしいと思います。

個人単位でいえば、物が部屋毎に必要になるほど広い家に住む必要性について考えます。空家問題が増えていく中で、残りわずかな自然を破壊してまで住宅地を次々に開発していく必要があるのか疑問です。

核家族化によって、「住宅地のニーズが高い」「自分の家を持つことは夢でもある」などの意見も当然あるでしょう。同時に、人との交流が希薄になっていくことを意味しているとも受け取れます。

家族の人数に対して広すぎる家は、細かく言えば部屋数が多い分光熱費が上がります。土地が広い分、固定資産税も多く支払うことになります。一人一部屋があり一つずつテレビがあることで、家族間の会話が減るかもしれません。それでも長年叶えたかった夢ならば、手に入れてから新たな問題を知る場合もあります。

一方で、身の丈に合った生活を選ぶことによって、浮いたお金が出てくるはずです。年に数回旅行に行って、美しい景色が見えるホテルに泊まることや、豪華な食事を堪能する、現地でのみできる体験にお金をかけることを選ぶこともできます。

精神面の充足を優先

便利に変化していく世の流行を追い求める一方で、先人の生き方を取り入れて生きることも、これから必要になってくるのではないかと思います。

逆にいえば、経済的理由で欲しいものを買ってあげられない環境でも、我慢するということを子供は覚えます。家の中にあるもので創って喜ばせてあげようという工夫を親がしてみせることで、子供の創作意欲がかき立てられます。どんな状況でもいずれきっと役に立つ時が来ます。

子供に欲しいモノを買い与えすぎる弊害は周知の事実です。大人になってから物を私物化することが当たり前になってきます。物ならまだしも、人間関係における所有意識が度を超すと、どんな結末になるか想像できるかと思います。適度の我慢は子供の将来のためにちょうどいいのです。

物の多さは不安の大きさに比例するのかもしれません。まずご自身の心を満たしてあげることが先決です。値段ではなく、価値に重きを置いた場合、「自分は何を欲しているのか」を考えます。急いで買わなくてもいいことに気がつきます。それが心の余裕に繋がるのです。

前もって物を置くスペースを決めておいて、ケースに入り切らないおもちゃは買わないと決めておくのも一つの手です。優先して大事にすべきことを見失って欲しくないなと思います。

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