幼児の英語教育はいつからが最適?

幼児の英語教育はいつからが最適?

グローバル社会に突入し、子供たちが大人になる10年後20年後には、英語を使えて当然、さらにその他の言語習得も求められる時代になるかもしれません。子供が英語を習得するために、親が今できることは何でしょうか?こちらでは幼児の英語教育を始める時期について考えていきたいと思います。
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年齢と聞き取れる周波数は比例する

日本人が他の言語の習得に苦労するのは、聴き取れる周波数が狭くなってから語学の勉強を始めるからです。日本人が聞き取れる周波数は125~1500Hz(ヘルツ)です。対してイギリス英語では2000~12000Hzだそうです。

この聞き取れる範囲のことを言葉の「パスバンド」と言うそうです。日本人に限らずもともと人間には、20~20000Hzのパスバンドがあるそうですが、年齢とともに衰えていくようです。乳幼児はそのパスバンドの上限値の20000Hzまで聞き取れる能力を秘めているのです。

幼児の英語教育は早ければ早いほどいい?

前項から言えることは、パスバンドの上限値が下がっていく前に英語教育に取り掛かることが、英語を聞き取る耳を養うという点で効果的と言えます。なぜなら、聞き取ることができて初めて話せるようになるからです。英語教育を始める時期は、早期教育と考え方は同じで、早ければ早い程良いのです。

聞ける周波数が大人に比べ、乳幼児の方が圧倒的に広いということは、英語に限らずロシア語や中国語などの周波数が多い言語を乳幼児期に効かせると、ネイティブに近い発音を習得することができると言えます。

2歳の娘には、周波数の広い多国語を0歳の時から聞かせています。もちろん私はこれらの外国語を話すことはできません。まず親ができることは、子供の耳を養わせてあげるということだと私は考えました。聞いた言葉を子供は発音できるようになるからです。

「早期に英語を教えると母国語と混ざってしまう」という一般論についての解釈

日本は島国なので、他国とのかかわりが薄いという背景があるため、外国語の習得に遅れが生じると思われます。他国のネイティブの発音を聞く機会が圧倒的に少ないです。まず、聞く機会を増やすことから始めることです。ヨーロッパだと、国境に接しているので、隣国の言語3カ国語話せて当たり前という国もあります。子供たちは多言語を混同することなく、使いこなせています。

言葉は混ざりません。乳幼児は秘めた潜在能力を持っているので、言語を聞いているうちに自分で文法の法則をマスターして習得するそうです。

日本での母国語優先論は結局のところ本意としては、「コミュニケーション力を身につけてから外国語を学びましょう」というものではないでしょうか。英語のテストで100点を取ったところで、日本語でのコミュニケーション力が拙いと、英語でも人とうまく会話をすることが難しくなるでしょう。その意味から、コミュニケーション力を養わせる、という重要課題が生まれますが、それについてはまたの機会に述べるとしましょう。

第一言語つまり母国語を習得するのは10歳あたりと言われています。母国語を習得してから英語のネイティブの言葉を聞かせ始めるとすると、もうすでに10歳では聞き取れない発音があるのです。「ネイティブと対等に」、という目標があるのであれば、0歳、胎教から英語を聞かせるべきではないでしょうか。

まず、聞き取れなければ理解できない。理解するには、聞き取れる耳を養う必要がある。話すことはその次だと思います。
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耳を養わせるために何をすれば良いか

ネイティブスピーカーとの交流があれば一番刺激になるとは思いますが、そのような環境に身を置くことは難しいです。ネイティブスピーカーが発声するCDを毎日お子さまに聞かせてあげることはいかがでしょうか?CDをかけ流しするだけのことですから、子供も親も負担はそうないはずです。

ただ、乳幼児に機械音を聞かせるのはあまり良くないので、長時間の連続は避け、30分から1時間を数回小分けにして聞かせてあげることが良いと思われます。ご両親が好きな洋楽のCDですと、乳幼児には速すぎて聞き取れない可能性が高いです。

ゆっくりはっきり発声してくれている、子供向けのCDが良いでしょう。問題は、英語の教材やCD付きの英語の絵本は高額だということです。地域にもよりますが図書館に行くと、CD付きの英語の絵本は十数冊くらいはありますので活用されてはいかがでしょうか?

どのくらいの頻度が最適?

英語を話せるようになるには2000時間英語に接することが必要とされるようです。15歳までに英語を習得させてあげることを目標にしたとします。現在2歳のお子様をお持ちのご家庭であれば、これから1年間に154時間、月換算で13時間、1日に換算すると約30分英語に触れる時間を持つと英語を話せる期待が高まります。

毎日の30分の内容はお子様の発育に従って変化していくことでしょう。就学前のお子様であればCDの掛け流しで十分なのではないでしょうか?ちなみに一つのことに10000時間費やすことでその分野において一流になれるようです。

幼児期を過ぎたお子様に対してしてあげられることは?

小学生以上のお子様がいらっしゃるご家庭はもう遅いのかとなげくことはありません。今からすぐ始めればよいと思います。私が高校時代の時の話ですが、友達がケーブルテレビでMTVというアメリカで始まった世界的に有名なテレビ番組を毎日見るようになってから、高校のリスニングのテストが90点近くになっていたようです。

私も真似してみたところ、その友達には及びませんでしたが点数は上がりました。今でもMTVは放送されていますが、番組の特徴としては字幕が無く、ネイティブスピーカーが司会進行するというものです。このように、高校からでも十分効果があります。受験勉強に入る前の段階で取り組みたいところです。
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日本の英語教育の特徴

日本の英語教育の失敗は、ネイティブスピーカーの生の発音を聞く機会を与えず、文法を先に教えることだと思います。私が語学留学した時20歳の時、イタリア人の男の子がいました。入ってきた時は全く英語を話せなくて、質問しても口をもごもごさせてはいるけど、声には出せない状態でした。卒業するころ、と言っても1ヶ月も経っていなかったと思いますが、ペラペラに話せるようになっていました。もともと社交的な子だったようなので、習得も早かったようです。

日本では、外国語と言えばまず英語、なので、イタリア人が英語を話せないという驚きもありましたが、外国人はコミュニケーション力に長けているので、言ってみれば文法はお構いなしで話すこと重視です。文法が間違っていても全く気にせずベラベラ話し続けます。聞く方も、文法が多少抜けていても理解できるので、コミュニケーションが取れます。

対して日本人は、文法重視で来ているので、この場合be動詞は必要かとか、過去分詞型だからhabeは…などと頭の中で完璧に考えてしまい話す機会を失ってしまいがちです。

また、日本語は、母音に比べて子音が多いので、発音を一音一音はっきり語尾まで発音します。英語はアクセントの関係もありますが、主に文頭をはっきり言います。単語は主にアクセントが文頭にあるので、語尾に連れて消えていく感じです。これを日本語英語でははっきり発音してしまいます。カタカナ表記そのままで発音するとそうなってしまいます。

「McDonald」がいい例でしょう。日本人にとって、ネイティブスピーカーの発音は「マックダーナー」と聞こえます。初めて聞く日本人はその違いに唖然とするでしょう。また、カタカナだから英語だと思って覚えていた語が、外来語でもなく、和製語であって外国では全く通じないという言葉が多数あります。ガソリンスタンドは英語では「gas station」という風にです。

子供に楽に英語をマスターさせてあげたい

いかがでしたでしょうか?

試験や受験には、文法が必要とされます。有名大学に入って大手外資系企業に就職するために英語の文法を勉強するのも、目標があってもちろんいいと思います。ただ、その勉強方法で生の外国人と対等に話せるようになるでしょうか?それが、企業の率先力となるでしょうか?翻訳など、活字を追う仕事なら文法重視で良いかもしれません。どういう目標を掲げるかで、今現在の学習方法が異なってくると思います。

一つ違う方面からご提案させていただくと、多言語を学ぶと言語同士の法則性に気づくので面白いという側面もあります。まずは英語、というよりも、多言語CDを聞かせてあげて耳を養った方が良いと思います。図書館においては冊数を増やすことを課題の一つとして欲しいところです。

もし聞いた英語を忘れてしまっても、脳の中のシナプス神経細胞の結合部は繋がれていますので、数年後に聞いても思い出せることでしょう。車の生活を始めてから10年経っても自転車に乗れるという体験に似ています。

更に加速化するグローバル社会を生き抜くためにも、是非お子様に英語脳を作ってあげたいものです。
はっぴぃタイム

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