思わず子供に手をあげてしまった後で考えてほしい5つのこと

思わず子供に手をあげてしまった後で考えてほしい5つのこと

子育てをしていると、思わず子供に手をあげてしまいそうになることがあるのではないでしょうか。どうしても自分の気持ちを抑えきれずに手をあげてしまった。そんな時、親はどうすればよいのでしょうか。思わず子供に手をあげてしまった後で考えてほしいことを、世の親御さんへ向けて、個人的な価値観で子供の視点に立って以下に挙げてみました。

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1. 子供にしてはいけないことの本質的な意味

子供にしてはいけないことの本質的な意味は、「子供に恐怖心を与えること」だと思うのです。恐怖心を与えることで、もう二度と同じことをしないように「怖いことが起きるからしない」という経験値を植え付ける行為だと思うのです。

もちろん、本当に悪いこと、たとえば事故になりかねない危ないことをした、家庭を含む集団生活のルールを破った、人を傷つけたなどの行為を子供がしたときは叱らなければなりません。叱らないとそれが悪いことだと判断しないからです。

ですが、大人の都合で「今は機嫌が悪いからしゃべるな、動くな」などという子供の人権に関わってくることで手をあげてしまった時、それは大人が深く反省しなければなりません。日常的にマヒしているのであれば、今が気づくときです。

基本的人権を尊重されなかった子供が大人になった時に「反パブロフの犬」のような状態になる傾向が強くなります。不安障害を持つようになったり予期不安があることで日常生活全てにおいて行動すること自体をしなくなったりするのだと思います。引きこもりやニートが生まれる要因を作っているというわけです。

ですから、叩く叩かないの問題ももちろんありますが、実際叩くことはしなくても子供がどれだけの恐怖心を植え付けられたかということが問題だと思います。大人になった時、逆に子供から何十倍にもなってしっぺ返しをされるようになります。親がしてほしくないことを選んでする、もしくは無意識の中で親の不名誉になるようなことをするようになります。

2. 手をあげずに悪いことをしなくなるように子供を育てるには

冷静に口で説明してあげてください。子供は頭が柔軟なので必ず理解します。言っている大人が「言ってもわからないだろうな」という気持ちで接すると子供は見抜きます。聞きません。大人が「絶対わかってくれる」と信じて話し諭してあげるのです。大人の目や態度、雰囲気で子供は大人の本気度合いを見抜きます。

親の立場になってみると、そんな心の余裕がないということは百も承知です。ですが、「忙しくしているのが見てわからないの!」と子供に理解を求めることは違うと思います。大人自身で解決すべきことです。どうするかというと、心の余裕を5分でも1分でも意識して「作る」のです。心の余裕を「作る」という部分に焦点を当てて「努力」するのです。

はっきり言って苛立った瞬間は、大人側からすれば、話して諭すより手を上げるほうが楽なのではないでしょうか。手をあげることで、もう同じことをしないのであれば。ですが、20年後30年後のお子さまの将来はどうなるでしょうか?

3. 叩く真似をする効果は?

私は母から叩かれた記憶はありませんが、母は怒るとよく手を振り上げて叩く真似をしていたことをよく覚えています。叩きそうになっているのを必死でこらえるというよりは、叩く真似をすることで「こんなに怒っているんだよ」ということを子供に示して親の威厳を保ちたいからという風に見てとれました。

「そこで止めるくらいならいっそのこと叩いてくれたらいいのに」と子供心に思っていましたが、今思えば母は「絶対子供を叩いてはいけない」と自分に言い聞かせていたことだろうなと思います。自分自身の心と格闘していたことだろうと思います。親になった今思うことは、かろうじて叩くことを耐えたという場合を除いては、実際に叩くことと叩く真似をすることは同じなのではないかということです。

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4. 謝ることを恐れない

結局、子供は大人に謝ってほしいのです。子供に対して悪いことをしたら反省して謝ることを求めるように、子供も大人に不信感を抱くのです。言っていることが正しいと思うなら内容に対して謝る必要はなく、言い方や態度はどうだったかということを考えてほしいと思います。

「感情的になったことは悪かったね、ごめんね。」この一言で子供の心は落ち着きます。「こちらもごめんね。」という心や、親の言うことを聞いてみようとする心は、親に謝ってもらえるからこそ湧き出てくるのです。

年下であっても子供であっても、筋が通っていない理由で手をあげていいのかと心の中で思っています。行動をやめたのは「とりあえず」やめただけで、心の中は怒りで煮えたぎっています。そんないい加減な行動を積み重ねていくと、子供の怒りは心の中で積もり積もっていきます。毎日の怒りの積み重ねが、いつか爆発する時のことを容易に想像できるでしょう。

ちゃんと子供に対しても謝ることが、子供との信頼関係を繋ぎます。謝ることをしない人は「見下されたくない」からです。見下されたと感じると、自分が壊れてしまうことを知っているから虚勢を張るのです。

相手が子供なら謝らないことによって、親は悪くない、子供のお前が悪いんだ、親のほうが偉いんだから逆らうんじゃない、と示しているのです。子供に対しての敬いの気持ちが全く感じられないということは、悲しいことです。

謝ることをしない人は信頼関係を築くどころか、周囲の評価としてはその逆になります。子供に対しても誠心誠意謝ることができる大人が信頼を勝ち取り、尊敬されるのです。尊敬できる親から育てられた子供はきっと人に囲まれて幸せな人生を送ることができるでしょう。子供さんのために、サインに気付いた時がご自分の行動を見直す機会ではないでしょうか。

5. 子供に対して誠心誠意、謝る

もし手をあげてしまった時は、叩いた時のご自分の心の中で起こったことを誠心誠意、子供さんに伝えてあげてください。親側の状況を子供に説明します。そのうえで手をあげたことを謝るのです。この謝るまでの一連の行為には、ちゃんとそれだけの時間を取って、目を見つめあって話し合える場所が必要です。

謝る習慣のない人は非常に心が痛く、鼓動が大きく波打つのがわかると思います。それが謝るということなのでしょう。親ができなければ、子供もできるようにはなりません。悪いことをしたら誠心誠意謝るということの見本を見せてあげてください。子供さんの将来の幸せのためにと思えばきっとできることでしょう。

虐待の根を断つ

人間、コントロールが効かなくなることもあります。子供に対してなら尚更でしょう。やってしまったことは反省して謝る、次から方法を変える、と切り替えていきましょう。

謝ることで手を上げることが慢性化することを防ぐことができると思います。虐待にまで及ぶことを防ぐのです。大小関わらず、日常的な暴力にマヒすることを防ぐのです。親も律することが大切です。今謝らないと、子供が大人になった時、手をつけられないくらいになる可能性があります、親が理不尽なことを通そうとすることが原因です。目が小さいうちに悪事の芽は摘み取って、親は見本になってあげましょう。

このブログを見ている方は大丈夫だと思います。というのは、ご自分の子育てを省みることができている方だと思うからです。気付かない人は、調べようともしないでしょう。ですが調べようとしないのは、調べ方を知らなかったり、毎日の生活だけでいっぱいいっぱいになっている可能性もあります。

周りにそういう方がいたら、助けてあげてください。手をあげたり、大声をあげたりしたくてしているわけではないのです。距離をとる方法もありますが、私が提案したいのは関わらないのではなくて、余裕があれば助けてあげることです。相手が心を開くまで見守っていてあげるという助け方はどうでしょうか。とてもとても長い時間がかかるかもしれません。弱者を助けることができる世の中を目指したいものです。

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