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がん治療費の年平均は92万円 がん保険は不要?手術後の出費の恐怖

がん治療費の年平均は92万円 がん保険は不要?手術後の出費の恐怖

現在日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなると言われています。自分は大丈夫だろうと思ってしまいがちですが、2人に1人と言われてしまってはもはや他人事とは言えないのではないでしょうか。

いざ、がんになってしまった時にどんな問題が待っているのか、女性セブン(2016年11月3日号)の記事を参考に、お金の問題に焦点を当ててまとめてみました。

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がんの治療費は平均年間92万円 高額療養費とは?

がんが見つかってしまい、闘病や治療のために仕事を辞めざるを得なくなってしまうことを「がん離職」と呼びますが、やむを得ない選択とはいえ、これまで生活していく上での基盤となっていた仕事がなくなるということは、当然生活に大きな影響を及ぼします。

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がんの種類やステージによっても異なりますが、厚生労働省の研究事業としての調査では、全てのがんの治療費の平均は年間92万円と言われています。仕事を辞めて収入が減額した、または無くなってしまったのに、この治療費はとても大きな負担であると言えますよね。

乳がんの場合では年間62万円の治療費がかかると言われており、高額療養費や加入している保険の給付金などで44万円ほどが戻ってくると言われますが、それでも実質の負担金額は年間22万円、実に月2万円近くもかかってしまっています。

しかもこれはあくまで調査の平均額です。これよりも費用のかかる方もたくさんいらっしゃいますし、一度がんと診断されるとこれまでの生活がガラッと変わってしまうのです。

先ほど給付金と一緒に出てきた高額療養費ですが、これは手術費や入院費などの合計が自己負担限度額を超えた場合、超えた分を申請すれば払い戻してもらえるという制度です。年収370万円~770万円の家庭では8万円ほどが払い戻されます。

自分で申請しなければいけないという手間はありますが、家計から出るお金を少しでも助けるためには忘れずに使いたい制度です。この高額療養費の制度は、1年に3回以上の適用を受けていると4回目からは負担の上限額が4万4000円とさらに下がるようで、かかる金額の上限が決まっていることから、あまり心配しすぎる必要はないようです。

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お金の問題に本当に直面するのはがんの治療後

高額療養費や加入している保険の給付金などの助けはありますが、多額のお金がかかるというのは変わらない事実。そしてそのお金の問題に本当に悩まされるのは、実際に手術が終わり治療してからだと言います。

実際に自分ががんと診断されると、手術のことや治療のこと、入院のことをまず考えるでしょう。そしてそこに一体いくらかかるのだろうと、目先のお金のことに考えが行きがちですが、その後の生活の方が実は長いのです。

2013年2月に乳がんのステージⅢと診断されたAさんは、最初の診断の後セカンドオピニオンを受けに他の病院を訪れます。すると資料代だけで3万円もかかったといいます。「まさかセカンドオピニオンでそんなにかかるなんて…」というのが、彼女がお金の問題について最初に考えたきっかけだと言います。

その後、乳房全摘手術を受け、抗がん剤治療の後に乳房の再建をします。放射線治療とホルモン治療なども受け、順調に回復して「元の生活に戻るんだ」と奮闘していましたが、その彼女の頑張りがアクシデントを引き起こしてしまいました。元の体に戻ろうとジムで鍛えすぎたあまり、乳房再建をした際に皮膚の下に入れていたシリコンがずれ、出血してしまったのです。

結果、再び再建をしなければならず、その費用を含めると追加で300万円ほどかかってしまったそうです。月2000円ほどの掛け金で女性特有の病気の県民共済に入っていたため、100万円が戻ってきたので多少は助かったとのことですが、その後もホルモン剤を飲み続けるという生活が4年も続くそうです。

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手術の後にかかる様々なお金

Aさんの乳がんの手術と、治療後さらにホルモン剤を4年間も飲み続けなければならないことをお伝えしましたが、がんの治療は手術だけではなく、その後も抗がん剤など投薬の治療も続きます。

Aさんのホルモン剤の治療は、3か月に1回病院に行って薬をもらうのですが、それが1回あたり1万8000円かかります。3か月に1回とはいえ、けして安いものではないので、一度ジェネリックに変えたそうです。しかしその薬が合わず日常生活に支障をきたしてしまったため、やむを得ず元の薬に戻したといいます。

ご本人も乳がんを患った経験のあるファイナンシャルプランナーの方は、「月1万円台の医療費であっても、一般家庭で何年も続くのは厳しい」と言います。がんと診断され、目先の手術費用はなんとか支払えるけれど、その後の治療の方が長いので、手術から先の医療費を支払うほうが先が見えず大変な場合が多いのです。

乳がんの場合は、手術でがん細胞を取り除いた後、多くの人が切除した乳房の再建手術を行うと言います。これにお金がかかることはもちろん、がん摘出の手術後、治療が落ち着くまでは検査や治療のために頻繁に通院することが必要になります。

有給休暇を取ることのできる仕事ならまだしも、パートなど有給休暇のない人はその度に欠勤となり、必然的に収入が減ってしまいます。人によって期間も違いますが、ホルモン治療など長い人は5年も10年もかけて治療をする必要があるのです。

さらに病気によってかかるのは治療費だけではありません。抗がん剤治療などで髪が抜けてしまった場合、多くの女性はこれまでと同じレベルの生活に合わせるためウィッグを着用するそうです。現在乳がんの治療をされている小林麻央さんもブログでウィッグを着用している写真を投稿されていますよね。

そのウィッグの値段もピンからキリまであり、安いものは1万円台で手に入るようですが、やはり高いものと比べてクオリティが下がるため、かつらであることがバレやすいそうです。気にしないという人はそれを買うそうですが、その点が気になってしまう人は高いものだと20万円ほどもするウィッグを買われるそうです。

元の生活に戻るための必要経費ではありますが、治療以外に大きな負担がかかるというのが実情です。

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がん保険の必要性と過信の危険性 貯蓄とのバランスで考える

これまでお伝えしてきたように、がんと診断されると手術費や治療費などに莫大なお金がかかります。それを自分の貯蓄だけで何とかしようとしても、治療費をまかない、それから先の生活もこれまで通りの水準を維持しようとすると、とてもではありませんがかなり大変なのではないでしょうか。

そこで大切なのががん保険です。6年前に乳がんと診断されたBさんは、発見時には既にがんが大きかったため、そのままの状態では手術ができず、手術の前にがんを小さくする抗がん剤での治療が必要だったと言います。その抗がん剤での治療に1か月で36~37万円かかったそうで、手術自体は20万円程度でしたが、それまでの治療で100万円以上の出費がありました。

しかしお金の心配をしなくて済んだと言うBさん。それはがん保険を見直していたおかげでした。がんと診断される2年前に加入していた保険を見直して、女性特約の付いたがん保険に加入したところ、保険料自体は月に1万円以上したそうですが、結果として400万円もの給付金が下りたそうです。このように保険に入っていたことで、治療費の心配をすることなく治療に向き合うことができるのです。

しかし、がん保険は入っていればいいというわけではありません。保険にも種類があるため、どこにポイントを置いているかによってももらえる給付金が異なるのです。例えば入院費用に重点を置いた入院保障が手厚い保険の場合、入院したものの、その日数が少なければ予想していた金額よりも給付金の額が低い場合があります。

反対に、医療保険の使途は医療費であるので、入ってさえいれば実際にかかった費用以上の給付金が下りることもあります。実際にかかった以上にお金がもらえれば、前述したウィッグや乳房の再建手術にもそのお金を使うことができるのです。

かといって保険にだけ入っていればいいのかというとそうではなく、大切なのは保険と貯蓄の両方をバランスよく備えることであると専門家は言います。

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バランスの目安は、がん保険や医療保険、生命保険などの保険料は世帯収入の5%前後にし、収入の1~2%は貯蓄に回すというものです。生活に余裕がないからと保険に入らないことはそもそもの間違いで、余裕のない人ががん保険を解約した後に、がんを発症したという人も実際にいます。

こういった場合、余裕のないという人こそ、少しの保険料で大きな保障を得られる保険を備えるべきなのです。ただでさえ余裕がないと言っている時に保険にも入らずがんになってしまったら、治療費の全てを自己負担せざるを得なくなり、満足のいく治療が受けられない可能性があるからです。

今の自分にはどのような保険が最適なのかをしっかり検討することと、貯蓄のメリット等も考えながらバランスよく備えることが、何より自分や家族を助けてくれることになるのではないでしょうか。最初に述べましたがいつ自分の身に起こるかわからない病気。もしものその時に後悔することのないよう、今一度、保険の見直しや加入などの検討をお勧めします。

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