市販の白髪染めオススメ3選と上手く染める5つのコツ

白髪って、染めても染めてもどんどん伸びてくる気がしますよね。髪は1ヶ月に1センチぐらい伸びているわけですが、根元が1センチも伸びてくれば白髪はもう気になってきます。
気になったらすぐ染めたいけど、美容室に行く時間が取れない時に便利なのが市販の白髪染めですよね。でも、正直市販の白髪染めの薬って種類がすごくいっぱいあるし、どれを選んだらいいか分かりにくくないですか?
選び方の基準や、自宅で染めるときのちょっとしたコツなどを紹介しますね。少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。
市販の白髪染めのデメリット
簡単に染められるとは言っても、やっぱり美容室でのカラーとは違います。そこを理解して、自分に合ったカラー剤を探せるといいですよね。
美容師は、その人の髪の毛の色や状態に合わせてカラー剤をいくつも使って目指す色を出していきます。でも、市販のカラー剤はどうしても1色なので、目指す色と多少変わってきてしまうことがあります。同じカラー剤を使っても、その人によって仕上がりの色が違うということです。
最初からは難しいと思って下さい。色々試して、自分が気に入った色になるカラー剤を見つけていきましょう。
市販のカラー剤のタイプはいろいろ
市販のカラー剤には、本当にいろいろなタイプがありますよね。泡で染めるタイプの物やクリームタイプの物、シャンプーで染めるタイプの物や、トリートメントで染めるタイプの物などです。
私がお勧めするのはクリームタイプの物です。カラートリートメントやカラーシャンプーは、どうしても1回でキレイに染まる物ではないですし、奥までしっかりは染まらないです。
泡タイプの物は、テレビでCMしてるほど簡単には染まりません。おしゃれ染ならまだしも、白髪染めは白髪に薬をしっかり付けたいのに、泡だとどうしても薄付きになってしまい、染まりがあまくなってしまいます。
クリームは、慣れるまで多少塗りにくいかもしれませんが、慣れれば1番キレイに仕上げられます。だから私はクリームタイプをお勧めします。
市販の白髪染めオススメ3選
それでは、現役美容師の私がオススメする市販の白髪染めを3つお教えしますね。
1. ロレアル
カラー前、カラー中、カラー後の3ケアで、潤いを守りながらキレイにしっかり染まります。色素が大きて色もちもいいですし、カラーのバリエーションが豊富なのでいろいろな色が楽しめます。
2. サロンドプロ
染まりが早いのが最大の魅力です。ハリコシ成分が入っているので、仕上がりにボリュームもでてキレイにふんわり仕上がります。
3. シエロ
1剤と2剤が一緒に出てくるので、混ぜる手間がいりません。だから次回用に取っておくのも便利です。
白髪染めを自宅で上手く染める5つのコツ
白髪染めは、コツさえ掴めば自宅でも上手くできるものです。ここでは、そのための5つのコツをご紹介します。
1. パッチテストをする
カラー剤の説明に必ず書いてありますが、パッチテストはするべきです。アレルギーテストのことですが、少しだけ薬を作って、腕の内側などの目立ちにくく皮膚の柔らかい部分に薬を塗って絆創膏などを付けておきます。
48時間後に、赤みやかゆみなどの反応がなければカラーしても大丈夫ですが、反応が出てしまったときはやめるべきです。ひどいアレルギーで顔が腫れ上がることもありますので、絶対アレルギーをなめてはいけません。
2. 白髪染め専用の洋服を用意する
絶対洋服を汚します。毎回白髪染めをする時に着る、専用の汚れてもいい洋服を用意しましょう。出来れば、襟の大きく開いた洋服か、前が開くシャツの様なタイプがいいですよ。
もし普通の洋服を着てやってしまって、しかも汚してしまったときは、気付いた時にすぐ手もみすれば落ちる可能性もありますのでやってみて下さい。
3. 保護クリームを塗る
生え際にはクリームを塗った方がいいです。専用の物とかではなくても、普通のハンドクリームなどを少し厚めに塗ったりでもいいと思います。忘れがちなのは耳です。結構汚れますのでクリームの塗り忘れには注意して下さい。
4. 特に根元はカラー材をしっかり塗る
白髪で気になっているのは伸びてきた根元であることが多いと思います。なので、根元には意識的にしっかり薬を塗りましょう。イメージは「塗る」よりも「置く」が近いです。根元に薬をしっかり置きましょう。
5. ラップをする
塗り終わったら、頭にラップとタオルなどを巻くと保温効果があり染まりがよくなります。お手軽なんで是非やってみて下さい。コツは、特に顔周りなどはベタッとラップを押し付けることです。
6. 薬をなじませながら落とす
顔周りや頭皮などの薬を落とすときに、普通にシャンプーをする前に薬をなじませるといいです。少しのお湯を付けたら、マッサージするようにクルクル指を回します。カラー剤が柔らかくなってきます。
イメージは、クレンジングでメイクとオイルをなじませている感じでしょうか。特に顔周りはしっかりやっておかないと黒く染まったのが落ちませんので気を付けて下さい。後は普通に流してしっかりシャンプーをして下さい。
ずっと付き合っていくものだから
白髪染めをしないでいいならしたくないけど、そうもいきませんよね。ずっと付き合っていくものだから、是非1番使いやすくて、1番髪に合っていて、1番好きな色があるカラー剤に出会えるといいですね。
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